「積み込み・荷下ろし作業」があるかどうかで、体力面での楽さが大きく変わります。会社によっては、荷物の積み込みと荷下ろしは、自分で担当する場合と、専属のスタッフが担当する場合があります。前者の場合、運転席と荷台を行き来することになります。荷物までの距離が近い場合や、エレベーター等がある場合は良いですが、階段を利用する場合等は体力的にかなり消耗します。体力に自信がない方は、求人に応募する前に確認することをおすすめします。
一方、後者の場合は自分はトラックを運転し、指定された場所に駐車をして待つだけなので、体力的に余裕を持って仕事をすることができます。一般的に待ち時間は自由である場合が多いため、仮眠をとるドライバーもいます。自分に合った求人に応募することをおすすめします。
通常の集荷・配達業務に加えて、営業も兼任しなければならない会社もあります。努力義務程度であれば気が楽ですが、ノルマが課せられている場合もあるので、確認することをおすすめします。トラックドライバーの仕事は歩合制の場合が多いので、営業が得意な方は一気に稼ぐチャンスでもあります。営業に自身がある方は、あえて営業ノルマがある求人を探してみるのも良いでしょう。
一方、黙々と運転し、極力人と会話をしたくないという方は、チャーター便の求人がおすすめです。一般的に、夜中に長距離を移動する大型トラックは、市内集荷業務よりも給料が高めに設定されています。営業が苦手でも、大型トラックやトレーラーを運転することができる方は、チャーター便がおすすめです。